40週6日 出産レポ2本陣痛〜分娩
この辺りはもう痛くてメモがとれなくなったので記憶を頼りに書いてみる。
夜、痛くて痛くて寝れない。ご飯も食べれなかった。
助産師さんがずっと付き添って腰をさすりマッサージをしてくれる。
2:00 精神的にも辛くなり夫を家から呼び出し。
夫が到着し、朝方、何時か不明。
このままでは進みが悪いので陣痛促進剤投与スタート。
朝も昼も何も食べれなくなり、夫が買ってきてくれたウィーダーインゼリーを飲む。
昼過ぎから陣痛が数分間隔で来るようになり、痛みで叫ぶようになる。いい大人にのに恥ずかしいと思っていたけどそれどころじゃなかった。この間も助産師さんは入れ替わり立ち替わりいきみのがしのサポートをし、夫は飲み物を差し出してくれていた。
多分昼くらい。内診1回目で子宮グリグリで絶叫。子宮口の開きは5センチで悲しくなる。
そのあともいろんな体制でいきみのがしをするがかなりつらい。
下痢してるけど出せないみたいな感じ。
ずっと痛くて叫び続ける。
尿意でトイレに行くも何もかもがきつい。
とくに高さのある便座に座るとかなり痛い。助産師さんと夫がずっとマッサージしてくれる。肛門を押さえてもらうと楽になる。
夕方 内診2回目、また先生からグリグリがあってかなり大声で叫んでしまう。隣の隣の部屋に待機していた夫にまで絶叫が聞こえたらしい。子宮口8センチ。まだ8センチなのかと絶望…。
分娩室は10センチで頭が見えないと入れないらしい。
その後も促進剤を増やし続ける。
この辺りからいきみ逃しをやめて陣痛に合わせていきむようにしていく。
投与できる促進剤は限界まで全て投与したらしい。
20:00 やっと子宮口10センチ。このままでは体力がもたないらしいので頑張って陣痛の合間にウィーダーインを1つ完食。吐きそうだけれど分娩室へ。
手術室のような照明が眩しい。
ヘトヘトになりながら分娩台の上に移動する。
助産師さんがまだまだ口に入れる必要があると、砂糖をたくさん入れたアイスティーを出してくれた。美味しかった。
陣痛の波に合わせていきむがかなり体力がなく、ヘトヘトになってしまう。
21:00 あまり進みが良くない。
となりの部屋のお産を終えた先生が来る。
もうこれ以上は無理そうだということで吸引とお腹を押すことでお産をすることになった。
吸引のために局所麻酔をして会陰切開。
パチっと音がしたが痛みはない。
その後、先生ががっつりお腹を押して、それに合わせていきむ。
男性の力でお腹をバンバン押される。
かなり痛くて叫んでしまうが叫ぶ分、力が分散されるので叫ばないように言われる。我慢していきんだ。
最後に助産師さんがお腹を押して、先生が吸引で引っ張りあげる。頭がクラクラしているし眩しいしなんだかもうよく分からない。
助産師が「赤ちゃん出てきますよ!しっかり見てて下さい!」と言ったのでお腹のほうを見た。
ホギャーっと声がした。
ピンク色の子供が出てきた。
無事に生まれた子供を見たらさっきまで死ぬほど痛かったものが全部引いてしまった。
嬉しくて涙が出た。
1リットルほど出血したらしいので早期母子接触は出来ず、隣で顔だけ見せてもらった。
むくんだピンク色の子供。わたしに似ている。
そのまま子供は処置。
わたしもお腹を押して胎盤を出してもらったり、切開跡を縫ってもらった。数カ所切ったらしい。
場所によっては局所麻酔が効かなかったので少しチクチクしたが激痛ではなかった。さっきまでの痛みに比べれば。
出血が多いせいか心拍数が上がっていたのでそのままモニターを指先につないだり、点滴を打たれて処置されていた。両手が使えない。
スマホがほとんどいじれなかったので夫や助産師さんに写真を撮ってもらう。
子供は写真を撮ってそのまま新生児室へ。
24:00くらい。私は陣痛室に運ばれて夫に買って来てもらったご飯を食べた。
明太子おにぎりとシャケおにぎり、イチゴの飲むヨーグルト。
前日昼を最後にほとんど食べていなかったので死ぬほど美味しく感じた。夫と団欒。
そのまま夫は帰宅。
夫もヘトヘトだった。仕事もあり大して休めなかったので寝不足で倒れそうだったらしい。
痛くて叫ぶ私の相手をするのが本当に大変だったと思う…。
私もそのまま病室へ運ばれた。その日はなんだか気が高ぶっていて寝つけなかった。